ハイブリッドカー

ハイブリッドカーは、二つ以上の異なる動力源、つまりエンジンとモータ―を用いた車のことを言います。HV車の間違われやすい点について、HV車は、低速時や上り坂にモーターが作動しエンジンを手助けするといった感じの仕組みで、下り坂やブレーキ時にはモーターは発電機になり最後にエンジンが止まるという仕組みであり、電気駆動とは違った仕組みになるあと直接コンセントから充電できるプラグインハイブリッドカーというHV車もあります。まぁ環境にもやさしくて、何より燃費が良いと良いところが目立つHV車ですがそれなりに欠点もありますよ‥ガソリン車に比べてシステムがより複雑になっており少し耐久性に欠け、ガソリン車では自走可能な場合でもHV車は自走不可になることがある。専門的な知識が必要な為、民間工場じゃ対処ができない場所も‥、通常のクルマのバッテリーを積んでいるほかに、最大600VのHVバッテリーを積んでいるため、感電を起こし死亡事故に繋がる危険性が高い為、事故現場や整備工場などでの感電事故が起こらないよう慎重に作業を行う必要がある。低速時のモーター走行時に騒音が少ない為、歩行者の認知が遅れる可能性があるため危険が及ぶ場合がある。(実際プリウスを使った犯行が行われたことがある)等、素敵なメリットに隠れて多くのデメリットがあるわけですが、それでもHV車は魅力的なクルマだと思います。

国産のハイブリッドだと代表的なのがやはりプリウスではないでしょうか、他にもインサイトや最近になってCR-Zといったスポーティーなモデルも発売され、近年になって車両価格が安くなり、お求め易くなったのでよりハイブリッドに興味を持つ人も増えてきているのではないでしょうか?

トヨタのプリウスです。プリウスは1997年に世界で初めてとなる量産型ハイブリッドカーとして誕生しました。現在にしてみたら215万というだいぶ破格な値段だと思うのですが、当時はカローラのベーシックグレードが、100万円を切っていたためどうしても初代プリウスは2代目以降の様な大ヒットにはならなかったそうです。

トヨタ/プリウス

ホンダのインサイトです。インサイトは1999年に誕生し、量産ガソリン車として世界最高の35q/Lという偉業を達成した。初代インサイトは2006年には生産中止となるものの2009年に2代目インサイト(現行モデル)が誕生。国内ではプリウスに続き認知どの高いハイブリッド車ではないでしょうか。ちなみにホンダでは地球環境を意識した車両をHonda Green Machineと称していて、インサイトがグリーンマシーン001号と命名されています。

ホンダ/インサイト

ホンダのシビックハイブリッドです。シビックフェリオをベースにインサイトのエンジンであるIMAシステムを高効率化させた新HONDA・IMAシステムを搭載し2001年に誕生。現在でもホンダのグリーンマシーン002号と命名され、インサイトと共にホンダのハイブリッドカーとして生産されています。

ホンダ/シビックハイブリッド

ホンダのCR-Zです。CR-Zは環境負荷を最優先にされるハイブリッドカーにおいても、運転する楽しさを感じることの出来るハイブリッドを‥というテーマで生産されたスポーツハイブリッドカーです。インサイト、シビックハイブリッドに続くホンダ・グリーンマシーンの3番目ということで生産されています。ハイブリッドには興味があるけど〜と思っている人は一度ディーラーで試乗をしてみてはいかがですか?

ホンダ/CR-Z

2010年に発売されたホンダのフィットハイブリッドです。

ホンダ/フィットハイブリッド

トヨタのSAIです。SAIはトヨタブランドとしてはプリウスの発売以来12年ぶり、2車種目のハイブリッド専用モデルとして2009年に発売された。先に発売されていたレクサスブランドのハイブリッドカー、HS250h(以下、「HS」と表記)とは姉妹車の関係にあります。

トヨタ/SAI

ハイブリッドが必ずしも環境にやさしくて、ガソリン車が環境に悪いわけではありません。メーカーの方たちも昔から愛されているクルマを作り続けるという努力の賜物で、ガソリン車でも排ガスなどの少ないエコカー等が出ています。まぁどうしても叶わなくて惜しまれつつも生産中止になってしまったモデルもありますが、エコとは無縁なクルマが好きな私ですが、そりゃあ環境にやさしいクルマの方が良いですよ。燃費も良いし‥でもいずれメーカーさんが走りを楽しめるカッコイイ車を作ってくれることを信じて期待していくとしましょう。

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